Sign  |  2022 |   Kyoto

 

上質な空間へ「迎え」 快適な時間を「贈る」

碁盤の目とよばれる京都を散策するには、まず「大路」を歩き「小路」へと入る。この関係をホテルのサインに取り入れました。「大路」は、エントランスから宿泊フロアへと向かう縦の導線、エレベーターコアに「提灯」をモチーフにした蛇腹状の階数サインを設置しお客様を迎えます。銅や真鍮を使い、現代的でラグジュアリーな印象を与えます。宿泊フロアの横の回遊は「小路」にあたり、快適な時間を贈るという意味で「熨斗紙」をイメージした包むデザインです。素材に木を追加することで、柔らかな印象でお客様を導きます。

Photo:Tomooki Kengaku