Sign | 2021 | Nagasaki

 

満ち欠ける月 と 開かれた海

明治から昭和にかけて、商談で周る外国人の避暑地であった茂木港、その名残を感じる料亭をリノベーションしてうまれたホテル。茂木の象徴である「海」と、日ごとに満ち欠ける「月」のようにゆったりとした時間を過ごせることから「月と海」と名付けられた。1Fのオープンスペースは街の人たちが集まる場としても使われ、宿泊客はこの土地の声を直接聞くことができる。そのためサイン計画は、2Fの宿泊エリアは「月」の円を、街に開かれた1Fはその円を5分割した「波」をモチーフにしている。

 

 

A:Ondesign Partners
P:Tomooki Kengaku