Sign  |  2022 |   Hyogo

 

学びのきっかけをつくる色彩

伊丹市の緑ケ丘公園は2つの池を中心に7.8Haの広さを誇り、さまざまな野鳥を観察できることで有名である。自然の中でいきものを見つけ種類を特定するには、色で識別することが最も早い。この施設を利用する子供たちの興味のきっかけになればと考え、各部屋に鳥のアイコンとその色彩を使用した。池に浮かぶ水鳥が1F、木にとまる野鳥が2Fのモチーフとなっている。形状を2種類に限定することで、色を際立たせるだけでなく、実際の形や大きさは、自主的に学んで欲しいという思いを込めた。

A:Tomotaka Kyo + KYT Architects
P:Nobutada Omote